Manual - Distributable Tip Jar v3.0

[Users Manual]
Distributable Tip Jar v.3.0

ver.3Xの新機能
製品説明
1. 始め方
2. メニューの説明
3. 開店する（開店通知の送り方）
4. 他のオブジェクトでチップジャーの機能を使うには
5. 古いチップジャーから顧客リスト（通知先リスト）を移行する
6. 開店通知の通知先リスト加入の流れ
7. 開店通知の通知先リスト脱退の流れ
チップジャーにXアカウントを登録する
X 開発者アカウント登録手順
免責事項　※お読みください
使用上の注意点

1.ver.３Xの新機能

X（旧Twitter）への自動投稿
- 開店通知を送る際、Xにも同じ文章を投稿することができます。
- デフォルトの状態では、チップジャーはX ApiのFreeプランを使います。Freeプランでは月1,500回までの投稿が可能で（2023/11/03時点）、チップジャー購入者でシェアします。
- 上限なくご利用になりたい場合、ブラウザ等でXの開発者アカウントを作成します。好きなプランで作成し、チップジャーと紐づけます。回数制限等は指定したプランの制限に従います。
- 参考：https://developer.twitter.com/en/docs/twitter-api
通知先リストをノートカードから一括取込
- ノートカードに記載されたUUIDを通知先リストとして取込します。（以前のデータは削除されます）古いチップジャーからの移行や、通知先リストを上書きしたい時に、常連さんのUUIDを記載したノートカードを読み込ませることなどができます。

2.製品説明

# 始め方

- 1.Tip Jar を土地にRezします。

- 2.リンデンドルへのトータルアクセスを許可するかのダイアログが表示されますので、「トータルアクセスを許可」を押します。

※本警告ダイアログは、分配機能を有効にするために必要な認証です。チップの分配は、一度オーナーがチップ全額を受け取った後、オーナーから分配者に向けて分配分のチップを送金するという仕組みで成り立っています。本商品はその分配を手動でせずに自動でしてくれるものです。全ての分配チップジャーは同様の仕組みとなっていますのでご承知おきください。

# メニューの説明

Tip Jar 本体の上部（Touch Staff Only) をタッチすることで各種設定メニューが出ます。（支払いボタンではなくタッチが行える部位）

メニュー操作中はチップの支払いは行えません、設定完了後にお願い致します。

（メニューは「x CLOSE」ボタンで閉じるか、チャットに「finish」と打つことで終了します。※ダイアログが出ている場合は手で閉じてください）

メニューの表示は権限によって変わります。

- 1. オーナー

- 2. 管理者（ADMIN）

- 3. スタッフ（一般権限）
※スタッフの追加や、スタッフを管理者に変更できるのは「オーナー」のみです。

# スタッフを登録する／スタッフとして出勤を開始する

- スタッフを登録する（オーナー）

メニューを表示し、「Staff操作」を選択します。
「Staff名登録」を選択し、「周辺検索」か「UUID入力」から、アバターを登録します。

- スタッフとして出勤を開始する

オーナーにスタッフとして登録してもらいます。（※最初のみ登録が必要）
メニューを開いて「出勤」を選択します。出勤中はチップの分配対象となります。（その場にいなくても出勤状態の間は分配対象です）
退勤する時は「退勤」を選択すると、分配対象ではなくなります。

※ オーナーと管理者が対象スタッフの出退勤を設定することもできます。

# 開店する（開店通知の送り方）

メニューを開き「★開店する」ボタンを押します。
開店通知として予め設定されている定型文（※1）を送るか、自由に入力するか選択します。
- 定型文の例
  　　　 `*:-.,_,.-:*'´¨`'*♡*´¨`'*:-.,_,.-:*'´¨`*:-.,_,.-:*'´¨`'*♡*´¨
  　　　　　　今から開店します
  　　　　　　お時間のある方は是非おこしください★
  　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿Welcome＿
  　　　　　　タッチテレポート
  　　　　　　http://slurl.com/secondlife/Nautilus%20-%20Suniaton/xx/xx/xx
  　　　　　　`*:-.,_,.-:*'´¨`'*♡*´¨`'*:-.,_,.-:*'´¨`*:-.,_,.-:*'´¨`'*♡*´¨`
- ※1：定型文は定型文１、２、３を編集することが出来、送信時はすべての定型文を合わせた文章がユーザーに送信されます。長文の場合はこのように、３分割して登録しておく形になります。（使わない場合は空欄で可）
通知先として登録済のユーザーに、開店通知が送られます。
Xアカウントが連携されている場合、Xにも投稿するか尋ねられます。
投稿する場合は「投稿する」ボタンを押して、Xに自動投稿します。複数アカウントがある場合は、どのアカウントで投稿するか選びます。

※ 2023/11/03時点ではGyazo等のリンクを記載すると、参照先の画像が投稿にサムネイル表示されます。

# 他のオブジェクトでチップジャーの機能を使うには

当店の形状以外のオブジェクトを使用したい方は、同梱の『 [PLATE] Distributable Tip Jar v3.0 』（以降PLATE）をお使いください。

PLATEがルートプリムになるように、使いたいオブジェクトをリンクします。※オブジェクト選択時、最後に選択したプリムがルートプリムになります。
リンク後、子プリムは手動で『オブジェクトに支払う』に変更してください。PLATEの方は、カーソルをあわせるとタッチができる状態、子プリムは支払いマークが出る状態で正常です。

# 古いチップジャーから顧客リスト（通知先リスト）を移行する

古いチップジャーの「Owner Menu」→「OPEN通知設定」→「通知対象出力」を選択して、チャット欄に現在登録されているアバターの名前とUUIDを出力します。
1番の名前とUUIDをコピーして、同梱の「Import List」に、貼り付けます。
「Import List」をチップジャー（親）のインベントリに入れます。
オーナーメニューから「通知設定」→「一括取り込み」を押し、移行を実行します。

# 開店通知の通知先リスト加入の流れ

①チップ支払い時に自動招待

（初期設定）オーナーメニューから「通知設定」を開きます。
初期値では「自動招待：OFF」のため、「自動招待開始」を選択し、自動招待をONにします。
「招待開始額」を選択し、通知先リストへ自動招待を行う最低チップ額を入力します。
- 例）10L$　→　10L$を支払った人には招待がいきますが、9L$を支払った人には招待はいきません。
営業開始後、お客様がチップを払います。
「招待開始額」以上のチップを払ったお客様に、「通知先リストの加入招待」メッセージが送信されます。
- このメッセージは「通知定型文」で変更可能です。
お客様が招待を受けるか、または辞退します。
- 既に通知先リストに加入済または一度でも辞退したお客様へは、招待メッセージは送信されません。
お客様が招待を受けた場合、以降「開店通知」が届くようになります。

②スタッフが手動で登録

メニューから「通知設定」を選択します。
「＋顧客追加」を選択し、「周辺検索」または「UUID」ボタンから対象のアバターを通知先リストに登録します。

# 開店通知の通知先リスト脱退の流れ

①スタッフが手動で登録を削除

メニューから「通知設定」を選択します。
「- 顧客削除」から、削除したいアバターをユーザー名やUUIDで検索し、選択することで脱会処理となります。

②お客様自身が登録を削除

（初期設定）オーナーメニューから「通知設定」を選択します。
「手動脱退可否」→「ON」を選択します。
設定後、お客様がメニューをタッチすると、脱退するかどうか選択肢が出るので、そちらを選択します。※再加入は可能です

3.チップジャーにXアカウントを登録する

オーナーメニューから「通知設定」を選択します。
「X連携」→「＋追加」を選択します。
チャット欄にURLが出力されるため、URLをクリックしてブラウザで表示します。
ブラウザの画面で、E.VAのアプリケーションを許可します。
許可ボタンを押してから30秒以内に、表示された画面のURLをテキストボックスにコピーし、「送信」ボタンを押します。
連携が正常に終了すると、XのユーザーIDがチャット欄に出力されます。
連携アカウントを追加したい場合、「X連携」メニュー選択後、「＋追加」を選択してください。

4.X 開発者アカウント登録手順

１つの開発者アカウントを登録することができます。

〜〜ブラウザ操作〜〜

1. 開発者アカウントを作成

下記にアクセスし、「Create an App」を選択します。

https://developer.twitter.com/en/apps

2. 「Apply」を選択します。

3. 利用するプランを選択します。（Freeプランは画面最下部にリンクがあります）

4. 使用目的・用途を入力します。

5. 開発者アカウントが作成できました。

6. 「Projects&Apps」からアプリケーションを選択し、「User authentication settings」にある「Set up」を選択します。

7. 上から順に、必須項目を画像の通り入力します。

　Redirect URLは任意の値で構いません。TwitterのHOMEなどで問題ありません。（このURLは後で使います）

8. 設定後「Save」を選択し、その後の画面にて生成されたClient IDとClient Secretをコピーしておきます。

　最後にこのような画面が表示されます。

〜〜チップジャー操作〜〜

9. チップジャーを操作します。

オーナーメニューから「通知設定」を選択します。
「X連携」を選択します。
「開発」を選択します。※操作完了時、古い開発者アカウント情報は上書きされます。
ブラウザ操作中にコピーした[Client ID][Client Secret]を使い、:半角コロンを間に挟む形でテキストボックスに貼り付けてください。
- 記入例）ClientID:ClientSecret
- ※入力された情報はスクリプト内にのみ保存され、制作者やそれ以外の人物に共有されることはありません。通信はSSLを使用しており安全です。
次に、7番で設定したRedirect URLをテキストボックスにコピーし、「送信」を選択します。
「開発者アカウントが登録されました。続いて投稿に使うアカウントを連携します。」と出たら、開発者アカウントの登録は完了しています。
続いて、Xに投稿するアカウントを連携します。前の章を参照ください。